今すぐできる【呼吸瞑想】のやり方
1.リラックスして座り、姿勢を正す。
2.呼吸をする時、鼻から出入りする空気の流れに意識を向ける。
3.呼吸から意識がそれたことに気づいたら、注意を呼吸に戻す。
まずは、1分間瞑想をしてみよう。
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呼吸に意識を集中することが出来ましたか?
それとも、次から次へと思考が浮かんで、集中出来ませんでしたか?
僕たちが、1日に思考する回数は、5万回とも~7万回とも言われている。
瞑想中に思考が浮かんでくるのはごく自然なこと。
大切なのは、それに気づくこと。気づいたら呼吸に意識を戻す。
これを繰り返すことで、徐々に心の揺れが小さくなっていく。
マインドフルネス瞑想の目的は、
【心を無にする】ことではなく【気づくこと】。
呼吸瞑想のコツ
瞑想で大切なものは、姿勢と呼吸だ。
呼吸は鼻から吸って鼻から吐く【鼻呼吸】が基本。
呼吸は浅くても深くてもどちらでも大丈夫。
自分が自然だと思う呼吸をする。
僕たちは普段、あまり自分の呼吸を意識することはない。
呼吸を観察することで、自分の今の心の状態に気づく。
イライラしたり、緊張しているときは呼吸が浅い。
逆に、リラックスしているときは、深くゆっくり呼吸をしている。
マインドフルネス瞑想では、呼吸をコントロールすることはしない。
マインドフルネス瞑想は、気づきの為のトレーニング。
今、自分がどんな呼吸をしているのか、気づくことが大切だ。
深い呼吸をすると、血圧が下がって、副交感神経が優位になる
心と体はつながっているから、心が落ち着きを取り戻す。
姿勢は、背骨を伸ばし、上半身の力を抜く。
丹田を意識して、重心を下半身に置くことを意識する。
マインドフルネス瞑想は、立っていても、座っていても
寝た状態でも行うことが出来る。
椅子に座って瞑想を行う場合は、背もたれから体を離す。
やや、浅めに腰掛けて、骨盤を立て、背筋を伸ばす。
脚は肩幅くらい開き、両手は太ももの上に置く。
床に座って行う場合は、足は胡坐の状態で、手は膝の上にのせる。
背骨は伸ばし、肩は力を抜いてリラックスする。
寝て行う場合は、足は肩幅に開く。冷えないように温かい服装で。
仰向けになって行う。